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萩焼 人間国宝 十代三輪休雪造 向付5客(十一代休雪識箱)

萩焼 人間国宝 十代三輪休雪造 向付5客(十一代休雪識箱)
商品番号:5682239
価格:  150,000円
(税込 165,000円)


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  萩焼 人間国宝 十代三輪休雪造 向付5客(十一代休雪識箱)
<商品説明>
サイズ名称 口径 高台径 高さ 長さ
11.2 cm 6.5 cm 7.3 cm 11.3 cm 13 cm  
1客のフチにヒビがあります。
4客には問題はなく、綺麗な状態です。



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タグ
産地・種類 萩焼
作家・窯元 三輪休雪
人間国宝 【陶芸】三輪休雪

詳細
状態 よい
素材 陶器
萩焼(はぎやき)  山口県萩市。  萩焼は高麗焼とも呼ばれ、1604年に毛利輝元の招きで萩藩に召し抱えられた李勺光・李敬兄弟により高麗焼の技を用いて藩の御用焼として開窯されたもの。以来藩主の庇護のもと発展し多く愛好されるようになった。  独特の柔らかな風合いと変転極まりない窯変が特徴で、表面の細かなヒビから水分が浸透し、器の中から表面にまで至るため使いこむほどに器の色合いが徐々に変化する「萩の七化け」の面白さは他に類を見ない。  古来より茶人の間では「一楽 二萩 三唐津」と賞賛され広く珍重されている。

三輪休雪 (みわ きゅうせつ)  萩焼陶芸家。山口県萩市。  三輪休雪は萩焼窯元・三輪窯の当主が代々継承している名跡で、当代は12代。三輪窯の当主としては休雪を名乗り、隠居後、別号を名乗るのが習わしとなっている。  三輪窯の起こりは江戸時代寛文年間といわれており、代々坂高麗左衛門の坂窯と共に萩藩の御用窯を務めていた名窯である。 ・ 初代 三輪休雪(1630(寛永7)~1705(宝永2))  江戸時代前期の陶工。名は利定。通称は忠兵衛。  祖父は文禄・慶長の役の際につれてこられた朝鮮の陶工で、島根県岩見に窯を開いたが、父の代になり萩に移住。休雪は寛文3年(1663)に萩藩の御用焼物師となり、後に藩に命じられて京都の楽家で楽焼を学んだ。  宝永2年、76才没。 ・二代(生年不明~1728) ・三代(生年不明~1729) ・四代(生年不明~1764) ・五代(生年不明~1803) ・六代(生年不明~1845) ・七代(生年不明~1865) ・八代:三輪雪山(1840〜1921) ・九代:三輪雪堂(生年不明~1953)  昭和二年に六十歳で隠居し、隠居後「雪堂」と改号。煎茶器造りに優れた。  昭和二十八年、86才没。 ・十代:三輪休和(1895~1981)  九代休雪の次男。本名は邦廣。隠居後「休和(きゅうわ)」と改号。  祖父・8代休雪、父・9代休雪に師事し、1927年に10代休雪を襲名。1942年に川喜田半泥子、金重陶陽、荒川豊蔵らと「からひね会」を結成し、伝統形式にとらわれない自由な作陶を目指した。  1956年に山口県指定無形文化財保持者に認定され、1959年には萩焼陶芸会会長に就任。伝統的な萩焼の手法を研究し、「休雪白」と呼ばれる、独自の白釉を完成し、萩焼の近代化の大きな役割を果たした。  1967年に実弟節夫に十一代休雪を譲り、隠居して休和と改号、同年に紫綬褒章を受章。1970年に重要無形文化財「萩焼」保持者に認定された。1972年に萩市名誉市民となり、1973年に勲四等旭日小綬章を受章。   1981年、86才没。 ・十一代:三輪壽雪(1910~2012)  九代休雪の三男。本名は節夫。隠居後「壽雪(じゅせつ)」と改号。  1927年旧制萩中学校卒業後、兄・10代休雪のもとで伝統技術を学び、1941年に川喜田半泥子に師事し茶陶を学ぶ。1955年より作家活動を開始し、1957年に日本伝統工芸展に初出品し初入選となり、1960年には日本工芸会正会員となった。休雪白の作品にも多くの佳作がある。  1967年に兄より窯を受け継ぎ、11代休雪を襲名。1976年に紫綬褒章、1982年に勲四等瑞宝章を受章。1983年に重要無形文化財「萩焼」保持者に認定され、兄に続いて人間国宝となった。2003年に休雪を譲った後も、晩年まで活動を続けた。  2012年、102歳没。 ・ 十二代(当代):三輪休雪(1940~)  11代三輪休雪の長男。本名は竜作(りょうさく)。  1958年、東京芸術大学彫刻科に入学、卒業後同大学大学院陶芸専攻に進む。1974年、山口県萩市椿東上野に築窯。2003年に12代三輪休雪を襲名。  「エロス」と「タナトス」を生涯のテーマとし、前衛的なオブジェを中心に作陶を行う。伝統的な萩焼の茶器などを造る一方、伝統にとらわれない新しい萩焼を追求し、他に類を見ない独特な作品を造り続けている。1977年、ファエンツァ国際陶芸展ゴールドメダル受賞、1999年、中国文化賞受賞するなど国内外で活躍。  国際陶芸アカデミー(I・A・C)会員。萩陶芸家協会初代会長。